女性と政治キャンペーンIN広島のブログです。


by joseiseiji

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3月8日は「国際女性デー」です。

世界で、女性の権利獲得の過去を祝い、女性の未来について語り合う日です。アイスランドでは、かつてこの日の集いで、女性党が生まれ、女性大統領誕生につながりました。ノルウェーでは、毎年、この日に新しい女性政策が披露されます。

 その前日の夕方、「女性と政治キャンペーンIN広島」と「生存のためのメーデー実行委員会IN広島」などの主催で、広島市中心部の原爆ドーム前などで「なくそう貧困、進めよう女性参画」を訴え、街頭宣伝を実施しました。

  「日本の男女平等度は、世界130か国中98位、大相撲で言えば序二段68枚目に相当する」という内容のビラと翌3月8日に開催される、反貧困ネットワーク広島による生活相談会、3月9日に全国いっせいに開催される日弁連主催の電話相談の告知のビラを重ねて、通行する市民に配布しました。

  山口県から駆けつけた女性は、「今の社会は持続不可能になっている。女性が結婚したい、子どもを産みたいという社会ではなくなってしまった。子育てや介護、教育、食料などの問題が軽視されてきた。」「それは、男性中心に意思決定が偏っているからだ」と指摘、「もっともっと、女性を意思決定の場に。国や自治体などの行政も、女性の意思決定参画を増やすよう努力を」と、訴えました。


http://www.youtube.com/watch?v=haN3xpzsl2c

 広島市内の30代男性は、「今年は総選挙、県知事選挙がある。女性、若者など、特に弱い立場の人が暮らしやすい社会はよい社会。弱い立場の人に配慮できる人に一票を。」などと訴えました。

 日本の女性議員比率は衆議院でわずかに9.4%。広島県議会でも定数66人中女性はわずか5名。知事、副知事はじめ、幹部職員も95%近くが男性です。

 こういう状況の中で知事サイドが、県議にお金をばら撒いたとされる県政最大の汚点ともいえる「対策費問題」もうやむやにされたのです。

 あるいは、子育てや介護と仕事の両立は依然難しい。現在でも、出産で退職する女性は7割に達しています。その後は派遣やパートしか働き口がない状態はまだ続いています。

 不況を背景に、県内でもシングルマザーの窮状が深刻化しており、行政からの貸付金返済の滞納増加もおきている。ところが、それに対して、行政は「取り立て強化」で応えてしまう。

 さらにこの不況の中で、いよいよ、男性にまで、「やり直しがしにくい」社会が襲い掛かかっています。

 一方で、広島、尾道、福山などで街づくりボランティアで活躍している人は、実はむしろ女性のほうが多いくらいと感じています。もっと、議会にも理事者(幹部職員)にも、そうした女性が入ったほうが、いい地域づくりができるのに、現状は、男性ばかりで公職を占拠しており、もったいないことです。

 このような状況を打破するため「女性と政治キャンペーンIN広島」では、「生存のためのメーデー実行委員会IN広島」とも連携しながら、「なくそう貧困、進めよう女性参画」「女と男でチェンジ広島」を合言葉に、活動を今後とも進めていく予定です。

具体的には
1、貧困がない、やり直しができる社会へ、介護、医療、育児、雇用などの安全網の強化
2、女性の意思決定参画を飛躍的に増大させるための仕組みづくり

を中心に、行政、政党、政治家などへの政策提言を行っていきたいとおもいます。それとともに、今年かならずある総選挙、11月の広島県知事選挙もにらみながら、1,2のことを中心に街頭宣伝、交流会を県内全市町で行いたいと思います。

次は、「日本は序二段68枚目」ということにひっかけて、大相撲春場所が行われる大阪で同様の趣旨の街頭宣伝を行います。

3月14日(土) 11時ころから 大阪府立体育館前(大相撲春場所会場前)
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by joseiseiji | 2009-03-08 09:51 | 活動報告
2009年2月

皆様

女性と政治キャンペーンIN広島 事務局長 さとうしゅういち
http://joseiseiji.exblog.jp/
クオータ制の実現をめざす会 代表 神永れい子
http://www1.odn.ne.jp/quota/
生存のためのメーデーIN広島実行委員会 代表 伊達純
http://www.shakaishimin.org/union

女性と政治キャンペーンIN広島のスタートと賛同のお願いについて
-進めよう女性参画、なくそう貧困-


1、はじめに・・・「女性と政治キャンペーン」とは?

女性と政治キャンペーンとは、ジェンダーにとらわれない平等社会実現にむけて、現状のジェンダー構造を変革するために、ジェンダーに敏感な視点を持った、女性(男性も)を政治・政策決定の場に送る全国キャンペーンである。
http://www.josei-seiji.com/ 
日本の女性議員比率は、きわめて低い。そのことを憂慮した女性議員や市民らが、1999年、キャンペーンをスタートさせた。以後、2003年と2007年の統一地方選挙の時期に、全国各地で行い、街頭などで女性の政治参画を訴えてきた。この運動は党派を超えて、女性の政治参画を進めるものである。
わたしたちは、広島県内で、主に男女共同参画や貧困問題などに取り組んできた市民である。統一地方選挙ごとの「キャンペーン」にも参加してきた。
このたびは、総選挙、県知事選挙などを控える広島県内で「恒久的」「継続的」な運動としての「女性と政治キャンペーン」を開始することにした。

2、海外に後れを取る日本

日本の男女平等度は、世界経済フォーラムの調べでは、2008年現在で世界130か国中98位である。大相撲で698人中526位、序二段68枚目に相当する。
とくに政治と経済分野での参画の遅れが全体を押し下げている。
衆議院議員はわずか9.4%。広島県内の選挙区選出国会議員は14名だが、女性は0である。地方議員に至っては、広島県では女性議員は8.1%に過ぎない。
フランスやスペインで男女同数の内閣が実現し、お隣の韓国でも、女性議員率は13%を越えている。日本は衆議院の女性議員比率は183か国中134位である(2008年10月末)。
内閣府は、2020年までに、女性の意思決定過程への参画比率を30%まで引き上げることを閣議決定している。審議会などへの参画は着実に増えているものの、諸外国に比べれば遅い。
広島県は「政策・方針の立案および決定過程への男女共同参画の促進」の啓発を行っている。広島市では審議会や行政委員会の委員に女性を選任するとともに幹部職員への登用を積極的に取り組み,「2010年度までに女性委員の割合を35%以上にする目標の達成に積極的に取り組みます」としており,副市長に女性を任命している。
平成20年10月28日の男女共同参画会議(内閣府)において、「女性の政策・方針決定参画状況調べ」が公表された。「全体として、政策・方針決定過程への女性の参画の拡大は緩やかだ。各分野において「2020年30%」の目標(「2020年までに、指導的地位に女性が占める割合が、少なくとも30%程度になるよう期待」)を達成するには更なる努力が必要です。」となっている。
 こうしたことを背景に、子育てや介護と仕事の両立が困難な状況が続いている。賃金格差が依然として大きく,男性の貧困も最近、注目されているが、女性においてそもそも貧困が深刻であり、さらに増え続けている。そのような「やり直しがきかない」社会が放置されてきた結果、男性にも急激に貧困が広がっている。給与所得者のうち女性の66.6%,男性の21.6%が年収300万円以下である。
介護による退職者・離職者も増えている。もともと女性の退職者が多かったが,最近では男性の退職者も激増している。介護に悩んだ男性が、親を殺してしまう、という事件も多発している。介護は,「どうせ女性がやる仕事」だからといって,社会の中で軽視されてこなかっただろうか?男女不平等の社会が男性にも跳ね返ってきている。女性にとっても男性にも働きにくく,暮らしにくい社会となってしまっているのではないか? 
そもそも、政治は、「ニーズがある人」の声が届かねばならない。ところが、「ニーズを抱えている人ほど政治に声を届けにくい」という状況になりがちである。特に現在の日本はそうなっている。それが昨今、注目されてきた貧困の拡大の背景にある。
いまや、介護や育児を社会全体で支えるよう転換しなければいけない。第一に,短時間勤務制度,復職制度の充実が必要である。第二に,公共のサービスを,国民負担のあり方も含めて議論し,充実させなければならない。第三に,同一価値労働同一賃金の徹底などをしなければ,格差は拡大してしまい,労働条件は悪化する一方になるであろう。
欧州などの男女平等先進国では、女性に限らず「ふつうの人」が政治に声を届けやすいシステムになっている。女性・男性問わず、暮らしやすい社会にする政策提起を行い、また「誰もが政治に声を届けやすい」社会をめざしていく。逆に言えば、女性が政治に声を届けやすい社会は、多くの人が声を届けやすい社会である。

3、継続的・恒久的な運動へ

今年は、総選挙が必ず実施される。県内では、北広島町議選・町長選(3月8日投票)廿日市市議選(3月29日投票)、三原市議選・市長選(4月12日投票)、庄原市議選・市長選(4月12日投票)が実施され、11月には県知事選挙、呉市長選挙が、県外では、国政選挙並みに重要とされる東京都議選も実施される。
こうした情勢にかんがみ、従来は、統一地方選挙時に原則として行われてきた「女性と政治キャンペーン」であるが、今後、広島県内では継続的・恒久的な運動として展開していきたい。

生存権が脅かされる状況の中、「対等な立場」で「支えあう社会」の確立の一環として、取り組む。。
具体的には、2009年総選挙、2010年参院選をにらみながら、2011年の統一地方選挙までの時期を目標に、全市町において以下を実施したい。

1、女性の政治参画拡大を訴える街頭宣伝
2、小規模の学習会・交流会

2009年2月21日(土)、廿日市市内で街頭宣伝と学習会・交流会を実施し、行動をスタートさせた。今後は、廿日市市、広島市、三原市、福山市内を中心に随時、街頭宣伝や学習会・交流会を行う。
多くの女性・男性のみなさんのご賛同をお願いしたい。また、団体とも連携しながら、「対等な立場」で「支えあう社会」をめざし運動を行いたい。

賛同連絡先 さとう 090-3171-4437 hiroseto@f2.dion.ne.jp
賛同されたい方は上記連絡先まで、氏名、団体名、連絡先、肩書き(あれば)、公表の可否をお知らせください。
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by joseiseiji | 2009-02-22 01:20 | このキャンペーンについて